ボートレース場滞在記Vol.2(住之江編)

読者の皆様、こんにちは、こんばんは 舞(まい)です。

 

今回は【ボートレース場滞在記】第2弾として、【ボートレース住之江】について書き留めていこうと思います。前回の尼崎と今回の住之江に関しては、初来場から時が経過してしまっているため、記憶が曖昧になっている部分もありますが是非ご覧ください。

 

 時は2020年2月17日(月)14時頃、私は何かの用事を終えて大阪・梅田に居た。前回の記事で書いた通り、2019年の夏にボートレースと出会った私だが、その後は2.3度ボートレース尼崎へ赴いた程度だった。しかし、この日は夜の予定がポッカリ空いていて、何となくボート観戦による興奮を味わいたい気分だった。そこですぐさまスマホを取り出して調べてみると、住之江でレースが開催されていることを知った。初のナイターレースということもあり、すぐさま住之江行きを決定し、ドキドキが止まらないまま梅田を後にした。

 四ツ橋線の終点である【住之江公園】駅の改札を出て、ボートレース場方面の階段を上ると、のぼり旗が出迎えてくれた。当時のボートレースCMに出演されていた田中圭さんや武田玲奈さんがプリントされただけだったが、尼崎には無かった演出であり、それだけで興奮した。そして、そこを歩いていると、右手側からはモーター音とガソリンの匂いが漂ってきた。その瞬間、「ああ、今、まさにボートレース場へ向かっているんだな。」と実感し、何故か嬉しくなった。そのまま歩いていくと、まるで大阪駅のような巨大屋根の建物が現れた。ボートレース住之江だ。ボートレース尼崎は入り口前がバスロータリーになっていることもあるが、比較すると凄く広く大きな入場門に見えた。

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 15時頃、本場へ入場した。住之江の施設については何も知らずに訪問したので、とりあえず一番近い扉から建物内へ入った。すると、前方の天井に「オススメ観戦スポット」と書かれていた。そのまま導かれるように水面際まで進み、一面を見渡してみると、その規模感に圧倒された。とにかく水面が近くて大きく感じた。まだまだ日も照っており、ナイター場としての真価を発揮していなかったが、この時点で十二分に満足だった。

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 そして、この日は【特別ヴィーナスシリーズ第3戦レディスカップ】の第6日目、女子戦の優勝戦だった。しかし、この当時は女子戦の存在すら知らなかった。男子レーサーでは【松井繁】や【毒島誠】など何となく名を知ったレーサーが居たが、女子レーサーは誰一人として知らなかった。まさか1年後には女子戦ばかり賭けることになるとは...知る由も無かった。そんな訳でこの日は舟券を買わずに、施設散策を楽しみにしていた。レース間にステージでは、元・ボートレーサーの立山さんによる予想会が行われていた。地元・大阪支部として何千回も走った住之江水面についての知識は膨大なものである。軽快なトークを交えながら展開予想をする立山さんの前にファンは釘付けであった。そんなボートレースファンにとっては日常の光景にも、何か感じる物があった。ボートレースにお金を賭ける理由は人それぞれだが、各々が必死に予想していることがかっこよく見えた。仕事はもちろん、趣味や息抜きにも全力な人間に私もなりたいと思う。それと共に、「ボートレース場はやはり非日常の体験を送らせてくれるエンターテインメント施設なんだ。」ということを感じた。

 そうこうしていると、日も沈み、完全にナイターレースとなった。照明に照らされた水面が神秘的で、一瞬にしてこの場の虜になった。今では10回程訪ねた場になったが、今でも初回のような感動を感じ続けている。【ボートレースのメッカ】とも称されるこの美しい住之江が、大阪の中心部・梅田から約30分程度でいけてしまうことには本当に驚きである。是非もっと多くの人にこの感動を味わっていただきたい

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 結局この日の優勝戦を制したのは兵庫支部・中谷朋子選手だった。この時点では全く存じ上げていなかったが、同郷の兵庫支部の選手の優勝ということで少し誇らしく印象的なレースとなった。

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 自宅から最短距離にある場はボートレース尼崎であるものの、ビッグレースが多く、結果的に一番通っているのはボートレース住之江である。一年を締めくくるビッグレース・グランプリの開催場所に推薦されることも多い、まさに【ボートレースの聖地】がこんなに身近なのは運が良いとしか言いようがない。しかし、この運の良さに気付いていない人々も世の中にはごまんと居る。そんな人々にも気付いて頂けるように、これからもブログを更新することで、ボートレースの魅力を伝えていきたい。次回第3弾は【ボートレース鳴門】を予定している。次も是非ご覧いただきたい。

 

🍜グルメ情報🍖

 ボートレース住之江のグルメでオススメはホルモン塩焼きそば

尼崎の焼きそばと被っているように思えるが、ソース焼きそばとは全くの別物。

味は少し屋台っぽさが残るものの、レースを見ながら食べれる手軽さが丁度良い。