ボートレース場滞在記Vol11(三国編)

読者の皆様、こんにちは、こんばんは 舞(まい)です。

 

今回は【ボートレース場滞在記】の第11弾として、【ボートレース三国】について書き記していこうと思います。ボートレース三国は、その名の通り、福井県坂井市三国町に位置する場であり、九州を除くと唯一の日本海側にある場です。また、基本的にはモーニング開催をしており、9時~15時の間で全12Rが開催されています。この日は自身にとって初・福井、そして初・北陸でしたが、ボートレース三国へ行くことのみに捧げた旅でした。しかし、場までの道中や場内では北陸気分を十分に味わうことが出来たと思います。そんなボートレース三国の来訪記を是非ご覧ください。また、今回からは旅の際にブログを執筆することを意識していたため、これまでよりも写真の量が増えております

 

 2021年2月9日、この日は2021年の初遠征としてボートレース三国を訪れることにしていた。ボートレース三国は前述の通り普段はモーニング開催だが、この日は【G1第64回近畿地区選手権競走】とグレードレースの開催だったため、少し時間の遅いデイ開催であった。とはいえ、全12Rが見たい私は三国に10時頃到着を目標に朝5時に自宅を出発した。

 大阪駅からサンダーバードに揺られること2時間程で福井駅に到着した。福井駅では本場の最寄り駅である芦原温泉駅へ向かうために北陸本線に乗り換えたのだが、何とこの線はICカードが使えないとのことだった。福井県のことを都会とは認識していなかったが、まさか改札機が無く、人の目で切符を確認しているとは思いもしなかった。

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 久しぶりに券売機で切符を購入して乗車、15分程で芦原温泉駅に到着した。駅を出ると、外は一面の雪、雪、雪。もちろん、車内からも雪が降る様子は見えていたが、いざ自分の足でその地面を踏みしめるとやはりテンションが上がる。地元の人は憎きものだろうが、雪に馴染みのない地域に住んでいる自分にとってはこれも1つの楽しみであった。

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 雪の道を踏みしめ歩くこと約20分、ついにボートレース三国に到着。この日は平日であったが、グレードレースということもありそこそこ駐車場が埋まっていた。しかし、他の場と比べて明らかに軽トラックの比率が高かった。視界に入った分だけでいうと、5台に1台程の割合だった。雪国での生活にはそういった車が望ましいのだろうなと少し感動を覚えつつ、本場へ入場した。

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 入場後は取り合えず水面際へGo!他の場と比べて、観覧エリアは極めて狭かった。だから悪いということではないが、大量のお客さんが入場するSG(Special Grade)のレースは開催しにくいだろうと感じた。

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 ただ、その代わりに屋内の無料席はそこそこな数があった。時には水面が凍ってしまう程の寒さになる場なだけに、屋内での観戦がメインとなるのであろう。建物自体は恐らくそこそこ古いと思われるが、屋内の設備には問題なく、塗装も十分綺麗だった

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 そしてこの日の舟券だが、恐らく1つも当たっていなかったと思う(やはり本場では弱い)。だが、この日は7/12Rで万舟券(100円が1万円以上になる高配当)が飛び出す大荒れ日だったので、ただただ見ていて楽しかった。加えて、ボートレース三国の名物料理を2種類も食べることが出来た(後述)。なので、実質的にはプラスなのだ

 今回は出場選手が豪華であり、例えどこの場で開催されていても楽しめていたと思う。しかし、なかなか行く機会が無い三国で開催されたことは自分にとっては好都合だった(近畿地区選手権競走は年に1度の開催で4場の持ち回りで開催している)。とは言え、日帰りで行ける距離であることに気付くことが出来たので、今後興味のあるレースがあれば是非また訪れたい。その時も雪が降っていれば尚良いなと思う。

 次回第12弾は【ボートレース津】を予定している。次の記事も乞うご期待ください。

 

🍜グルメ情報🍖

 ボートレース三国のオススメグルメは、フードコート内「三国売店」のおろしそばソースカツ丼である。どちらも食べたかったので朝食を抜いて行ったのだが、どちらも良かった。

 特におろしそばは他の地域では馴染みのない福井名物であろう。実はそばの出汁は大根のしぼり汁のみで構成されており、大根の風味と辛み、そして苦みが強烈である。苦みが苦手な私は正直リピートするかと言えば微妙なところだが、せっかくの名物なので是非味わっていただきたい。

 ソースカツ丼の方は恐らく味のイメージが付くだろう。もちろん、予想通り美味しい

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