ボートレース場滞在記Vol.13(浜名湖編)
読者の皆様、こんにちは、こんばんは 舞(まい)です。
今回の【ボートレース場滞在記】は折り返しとなる第13弾として、【ボートレース浜名湖】について書き記していこうと思います。ボートレース浜名湖は静岡県湖西市に位置する場であり、前回紹介したボートレース津と同様に東海4場(津、常滑、蒲郡、浜名湖)の1つです。また、ボートレース浜名湖はボートレースびわこと同様に湖と隣接した場であり、プール型(貯水型)の場と比べても比較的水が綺麗な場です。その他の特性については記事内にて取り上げますので是非ご覧ください。
2021年3月4日、この日から4日に渡るボートレース遠征がスタートした。そして最初の目的地となったのが静岡県にあるボートレース浜名湖だった。この日はG1浜名湖賞3日目でやや曇り加減の心地良い天気だったが、平日ということもあり人出はまばらだった。
この日の遠征も始発出発ということもあり1Rには本場に到着した。まずは1F水面際の発売所へ。水面までは扉が無く、風通しの良い造りであった。奥へ進むと屋台がいくつか立ち並んでおり、粉もんを中心に小腹を満たす料理が数々並んでいた。
そして、競走水面際へ。ボートレース浜名湖の名物と言えば何と言っても広い水面だ。対岸モニターまでの奥行きがあり、握る(捲る)選手に有利に働くとされている。捲りはボートレースの中でも分かり易く派手な決まり手であるため、とても魅力的な場だと思っている。
ただ、個人的に最も感動したのは水面では無く、屋内であった。前回のボートレース津の際にも内装について述べたが、浜名湖はそれの上を行っていると思う。津同様に天井が高く吹き抜けになっており、以下の写真からも広大な雰囲気を感じてもらえるであろう。
これだけで見れば津と同レベルなのであるが、より凄みを感じたのは階段である。ショッピングモール内でよく見るエスカレーターのように、上りと下りがクロスしているのである。これはボートレース場ではかなり珍しいのではないかと睨んでいる。(少なくともこの時点で訪ねた他12場では見たことが無い。)「だから何?」と言われてしまえばそれまでなのだが、建築の勉強をしたことが無い自分にもこの凄さはひしひしと伝わってきた。後はもう少し表現力があれば良かったのだが...。とにもかくにも綺麗で厳かな印象を感じられた。この階段を上って2Fの無料席へ行ったが、そちらのフロアも綺麗で居心地が良かった。
そんな散策を繰り返している間に、徐々に天気も良くなり、対岸モニター奥の浜名湖が見えるほどまでコンディションは良くなっていた。広大な競技水面の奥に見える、更に広大な浜名湖を一望しながら見るレースも乙である。
ボートレース浜名湖は関西からでも、新幹線であれば十分に日帰り遠征が出来る場である。ビッグレースも多々開催される場だけに、数年内にはまた訪れることになりそうだと感じている。
次回第14弾は【ボートレース桐生】をご紹介。次の記事も是非ご覧ください。
🍜グルメ情報🍖
ボートレース浜名湖のオススメグルメは、浜名湖名物・うな丼だ。娯楽施設+鰻という条件であるにも拘らず、1050円というのはお値打ち価格だと思う。
ただ、周辺には恐らく高級なうなぎ屋さんがいくつもあるので、時間に余裕があり、本格的なものを召し上がりたい方はそちらの方が良いかもしれない。そこに特にこだわりがなく、記念の意味合いで食べる場合にはこちらで満足出来ると思う。