ボートレース場滞在記Vol.15(多摩川編)

読者の皆様、こんにちは、こんばんは 舞(まい)です。

 

今回の【ボートレース場滞在記】は第15弾として、【ボートレース多摩川】について書き記していこうと思います。ボートレース多摩川東京都府中市に位置し、東京3場(江戸川平和島多摩川)の1つです。多摩川に関しては良くも悪くも先入観を持っておらず、フラットな気持ちで来訪出来ました。とは言え、東京3場の1つであり、そこそこのグレードレースが開催される場であるため「きっと綺麗なんだろうな」とボンヤリ思いながら向かいました。この予感は当たっていたのか?答えは記事をご覧ください。

 

 2021年3月7日、この日は長期遠征最終日であり、浜名湖→桐生→平和島と回って来た後の締めくくりとしてボートレース多摩川を訪れた。結構な時間を移動に費やしていたが、精神的には元気だったため疲労感はそれ程なかった。そして、本場の最寄り駅である競艇場前駅では、特別カラーにペイントされたモーターボートとマスコットキャラ・静波まつりちゃんがお出迎え。LINEスタンプにもなっている人気キャラの登場に、下車時点で気持ちが昂るファンもきっといるはずだ。

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 駅を出て専用のスロープを5分程歩くと本場に到着。記憶が曖昧だが、特に正門などは無く、気付いたら敷地内というイメージだった。最寄り駅は競艇場前だけに、利用客の9割強は本場を訪れているのであろう。

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 入場後は舟券購入エリアが目の前に広がっていた。シンプルな造りで高さは無いものの、横の広さ24場でもトップクラスだと思う。まるでコストコのような広さだった。次のイメージ画像の2倍広さはあると考えてもらって良い。

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 そしてお次は水面際。特徴的なのは芝生だ。ほとんどの場はコンクリートだが、多摩川水面際エリアは一面芝生であり、それを踏みしめながら移動するのは結構気持ちが良かった

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 そして競技水面。多摩川は「日本一の静水面」と言われており、風の影響を受けにくく運転しやすいことで評判な場である。この日は生憎の天気であったため少し荒れているように見えるが、風速を考えるとそれほど波は立っていないように見えた。
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 これで終われば他場と同レベルであったのだが、一つだけどうしても引っかかったことがあった。それは水面際での喫煙者である。現在のボートレース場分煙がしっかりされており、各場に設けられた喫煙所を除いては、煙草を吸うことは出来ない。しかし、多摩川では屋外スタンドに腰かけて喫煙する人々をざっと10人は見つけた。その臭いは風で漂って自分の元までやってきていた。これはせっかく増えてきた女性ファンや家族連れの来場者を手放すことに繋がりかねないと思う。きっとこの一件で多摩川の印象は最悪となった自分と同じような人もいるだろう。ここで問題提起をしたところで変わらないであろうが、もっと重く受け止めて欲しい。これまでの顧客も大切であるが、新規が増えなければ衰退していくのは間違いないのだから。

 最後をあえてマイナスな印象で締めくくったのは今の心情がそうだからである。「もう来たくない」と思ったのはこの場が初めてだった。1日も早くこの状況が改善されることを願っている。

 次回第16弾は【ボートレース宮島】をご紹介。東日本の場は残すところ戸田のみとなったので、これからはしばらく西日本の場が続きます。是非是非ご覧ください。

 

🍜グルメ情報🍖

 ボートレース多摩川のオススメグルメは、牛炊である。ボートファンの間では言わずと知れた名物であるこのメニュー。本場を訪ねた際には閉店時間に阻まれて食べることがかないませんでしたが、見るからに美味しそうな顔をしています。次に訪れることがあれば、開店直後に行きたいくらい食べたい逸品です。

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