ボートレース場滞在記Vol.5(江戸川編)

読者の皆様、こんにちは、こんばんは 舞(まい)です。

 

今回は【ボートレース場滞在記】第5弾として、【ボートレース江戸川】について書き留めていこうと思います。江戸川は全国に24つあるボートレース場の中で、唯一の河川をコースに利用している場であり、かなり異質な場です。天邪鬼で判官贔屓な自分にとってはこれ以上なくワクワクする場であり、この時点では一番憧れていた場でした。

 

 2020年8月3日、私はボートレースに関する仕事の面接で朝から東京を訪れていた。ただ、その予定は14時頃だったので、朝は十分に時間があった。なので、江戸川へ向かうことを前日から決めていた。

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 JR総武線平井駅から出ている無料送迎バスに乗り約15分、ついに到着した念願のボートレース江戸川。しかし、ここで思わぬ事態が起こる。検温に引っかかったのだ。どうやら計測結果は37度を越えていたようだ。当日は真夏のカンカン照りの中、面接のためにスーツを着用して行動していた。真っ黒なジャケットやズボンが熱を吸収してしまっている自覚はあり、体調は問題なかったものの、熱中症に対する懸念はあった。到着したのは開門前だったので、開門までに解熱するため、コンビニでアクエリアスを購入して首元をとにかく冷やした。その努力の甲斐あって、36.8度に下がったギリギリで入場を許された。ここで入場を拒否されていたら、面接に挑む気力も失っていただろう。

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 ちょっとしたアクシデントはあったが無事に入場。水面を見た第一印象は「広い。というか枠がねぇ!!」だ。冒頭にも申し上げた通り、普通の河川を利用しているため、プールのような仕切りはない。だから、広いとか狭いとかの前に、どこまでが競技水面という仕切りが無いのだ。そのことが非常に斬新だった。

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 この日は比較的静水面であったにも関わらず、とにかく舟が暴れているように見えた。後に面接を控えていたため2Rしか観戦は出来なかったが、どちらもボートレースのセオリーを無視した理不尽な出目が来た。時期尚早な気持ちもあったが、この時に確信した。「ボートレース江戸川は買う場ではない、見る場だ。」と。ただ、面白い場であることには違いない。次はもっと涼しい時期にゆっくり観戦したいもんである。

 細かいエラーはあったものの、トータルで見れば楽しい場であった。今回は滞在時間がほとんど無かったため、次に訪れた際には場内散策やグルメを満喫したいと思う。

次回第6弾は【ボートレース平和島】を予定している。次も是非ご覧いただきたい。